歯科コラム

2018.04.24

歯磨き剤は使用した方がいい?<お口のQ&A>

歯磨き剤の中に虫歯や歯周病を予防する成分が含まれているので、使用しましょう。

歯磨き剤には清掃剤が含まれており、歯の表面を傷つけずにプラーク(歯垢)をキレイに落とす役割があります。そしてフッ化物(フッ素)が配合されているものを選ぶなら、毎日虫歯予防をすることができます。フッ化物は歯を強くするのに役立ちます。お口の中に常在しているミュータンス菌(虫歯菌)は、食べ物や飲み物に含まれる糖分をエサにして酸を作り出します。この酸によって徐々にエナメル質が溶けることが、虫歯の始まりです。フッ化物はエナメル質を強化する働きがあります。そのためエナメル質が酸にさらされても、溶けにくくします。加えて、溶け始めているエナメル質を修復し、強い状態に戻すのを助けてくれます。他にも、歯周病予防の成分が入った歯磨き剤もあります。

しかし、歯磨き剤をたっぷりつけて歯を磨いてしまうと、その中に含まれている発泡剤によって口の中が泡だらけになってしまい、長く磨くのが難しくなります。またその中に含まれる香料によって、本当はまだ磨き残しがあるのにスッキリとした気分になってしまうということもあります。歯磨き剤を使用する場合は、歯ブラシの1/3~1/2程度の使用にしましょう。

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