根管治療

根管とは

根管とは根管とは、歯の内側にある神経や血管が通っている管のことです。重度の虫歯になってこの部分にまで進行してしまうと、神経や組織などが虫歯菌に感染して、激しい痛みを引き起こすことや、顎の骨を破壊してしまうことなどがあります。最悪の場合、抜歯しなければいけないケースもあります。
このようなケースで、できる限り抜歯を回避しようというのが、根管治療の大きな目的です。

こんなケースで根管治療は必要となります

虫歯が進行し、神経などが汚染されてしまうと、何もしなくてもズキズキと激しく痛む(自発痛)ようになることがあります。自発痛は重度の虫歯のサインで、こうしたケースでは根管治療を検討する必要があると言えます。また、歯茎が腫れていて、指で押すと激痛がする場合も、根管治療が必要となります。

ドイツ・メーラー社の最新・最上位機種「アレグラ」を導入

当クリニックでは、医療先進国ドイツのメーカーであるメーラー社の最新・最上位機種「アレグラ」というマイクロスコープを導入しています。最大30倍の拡大率、高解像度・高コントラスト、広いフォーカスレンジといった様々な高性能が搭載されていて、精密な根管治療をしっかりとサポートしてくれます。

マイクロスコープの重要性

根管の形態は非常に複雑で入り組んでいるため、虫歯菌に汚染された神経や組織を完全に取り除くのは容易ではありません。肉眼だけでこれを行うのは、かなり困難だと言えます。それは言わば、「手探りで汚染組織を除去している」ようなことだからです。
根管内の清掃が不完全だと、残った汚染組織が原因で再び激痛・腫れが起こったり、歯根の先に膿の袋ができたり(根尖病巣)して、結果、再度治療をやり直さなくてはいけなくなることがあります。
当クリニックでは、こうしたことがないように、マイクロスコープを使って複雑な根管内部を拡大観察し、隅々まで確認しながら根管治療を行っています。

弾力性があり歯に優しい「ニッケルチタンファイル」を使用

根管治療では、神経などの汚染組織を除去する時に、「ファイル」と呼ばれる器具を使用します。従来、この器具の操作は手動で行われていましたが、当クリニックでは処置の速さや確実性の高さなどから、「ニッケルチタンファイル」という電動のものを使用しています。
ニッケルチタンファイルには、従来のステンレスファイルと異なり、十分な弾力性があるので、根管の湾曲にフィットさせながら除去することができ、根管治療の精度向上に高い効果を発揮します。ニッケルチタンファイルを使用した根管治療は、アメリカでは普及率が高く、80%程度の歯科クリニックが行っていると言われています。

歯科用CTによる的確な診査・診断

マイクロスコープの重要性当クリニックでは根管治療を行う前に、歯科用CTを使って的確に診査・診断しています。CTの3D画像で患者様の歯や顎の位置・状態、根管の状態などを立体的に把握します。こうして患部の詳細な状態を得た後、さらにマイクロスコープの拡大視野で精査して、精密に処置します。
「歯科CT」→「マイクロスコープ」という最新設備の連携により、安心・安全・確実な治療をご提供します。

TEL:06-6977-4182
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