歯科コラム

2018.04.24

寝ぞうが悪いと歯も悪くなるんですか?<お口のQ&A>

横向きに寝たり、うつ伏せに寝たりすると歯並びに影響があります。

「横向きに寝る」、「うつ伏せに寝る」、「仰向けに寝る」の中でどの体勢が1番歯にとっていいのでしょうか?それは、「仰向けに寝る」ことです。横向きに寝てしまうと、下になる側の歯に圧力が加わり、中に押し込まれるような歯並びになる危険性があります。また顎がずれる原因ともなるため、噛み合わせのズレ、そして顎関節症を引き起こす恐れもあります。
 
うつ伏せに寝てしまうと、前歯に余分な圧力がかかります。その状態が何時間も続くと、前歯が内側入り込んだような歯並びになる恐れがあります。また、うつ伏せに寝ると、呼吸がしづらくなります。普段は鼻呼吸をしていても、寝ている間は口呼吸になってしまうかもしれません。口呼吸は前歯が前に出てくる原因となります。いわゆる出っ歯になってしまうのです。他にも、お口の中が乾燥するため、口腔内細菌が繁殖しやすくなります。前歯の歯茎に炎症が起きてきてそれがやがて歯周病へと繋がったり、また虫歯になりやすくなります。
 
正しい寝る体勢は、「仰向け」です。何十年と同じ姿勢で寝ていると癖がついてきます。それを変えるのは難しいかもしれませんが、できるだけ仰向けで寝ることを意識しましょう。特に小さい時から子供を仰向けで寝るように教えてあげましょう。

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