歯科コラム

2018.05.19

Q.どうして歯垢ができるのですか?

A.歯や歯茎の境のポケットに細菌が繁殖することによって、歯垢は形成されます。

鏡を見たときに、歯の表面や歯茎との境のところに、白っぽい汚れがついているのが見えるかもしれません。これが歯垢、またはプラークと呼ばれるものです。歯垢の中には1mg中1億個もの細菌が含まれているため、とても不潔です。

私たちのお口の中には何百もの細菌が常在しています。それらの細菌が、歯に付着しても通常は唾液や歯磨きによって洗い流されるため、繁殖出来ません。しかし、歯と歯の間や、歯と歯茎の境目のポケットに潜むと、そこで繁殖していきます。2日ほどかけて増殖します。また、虫歯菌の一種である「ミュータンス菌」は、お口の中に入ったショ糖を分解するときに、「グルカン」という粘り気のある成分を出します。そのため歯垢はより強固に結びつき、落ちづらくなります。

歯垢をなるべく作らないために、以下のことを実践しましょう。

・ていねいに1本ずつ歯を磨く
・毎晩歯間ブラシやデンタルフロスで歯と歯の間を清掃する
・歯科医院でブラッシング指導を受ける
・毎月新しい歯ブラシに交換する

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